鍋シリーズはまだまだ続く(笑)
前回はこちらの鍋を紹介したよ↓
すき焼き鍋
子供がいちばん喜ぶ鍋はこれかも知れない!大人も好きだけど…いいところの店ですき焼きを食べるともったいないくらいの素敵な肉が出てくる。だが、家では家計の問題があるのでそうはいかないのが現状だが、それでも美味しいものは美味しい。
生卵にたっぷりとつけて味わうことを考えるだけでたまらんくなる。甘い味付けが生卵と絡んでさらに美味しくなる。
そして、関西と関東とでは作り方に違いがある。それは具材とかではなく味付けの行程にある。
関西風の場合
- すき焼き用鍋で肉を焼く。
- 肉に火が通れば砂糖、しょう油、料理用の調味料を入れて味付けをする。
- 白菜、しらたき(糸こんにゃく)、ネギ、しいたけを入れる。
- 次に焼き豆腐、うどん、春菊を入れると出来上り!
- 溶いた生卵につけて食べる。
関東風の場合
- すき焼き用鍋で肉と白ネギを焼く。
- 割り下を入れる。
- 白菜、しらたき、しいたけを入れる。
- 次に焼き豆腐、春菊を入れると出来上り!
- 溶いた生卵につけて食べる。
関東では割り下を入れ、関西では砂糖、しょう油、料理シュで味を整える。これが大きな違いで、割り下とは、砂糖、しょう油、料理シュ、だしで作るものをいう。関西の人はなじみがない人が多いだろう。料理屋さんとかで出てくる高級なイメージに感じるかも(笑)
関西でも関東でもみんなに愛されてる鍋であることにはちがいない。その理由にはきっと肉をメインで食べる鍋ってイメージからだろう。肉以外の具材は必要だけど肉をたくさんメインで食べるのがすき焼き。なので肉以外の具材は少なめにするのがいい感じ。
生卵(なまたまご)について
すき焼きに絡めて食べる生卵。誰が考えたんやろ?って思うくらいよく合う。ただこの生卵はアメリカやほとんどの海外の国では食べないみたい。なので、すき焼きって外国人には好まれない、食べたがらないらしい。
意外ですね。日本以外では生卵を食べる習慣がないってことに驚かされる。なのですき焼きは外国人には好まれない、食べたがらないってのが現状である。文化の違いなので仕方がないのではあるが、この美味しさを知らないとは残念でもある。
日本の卵は実は世界一きれい
大袈裟(おおげさ)かもしれないが、日本の卵はほんとにきれいってことの説明です。サルモネラ菌などを非常に気にするのは日本でも海外でも同じだけど、それをどうやって安全に食べれるように工夫するのが日本、危険だから食べないのが海外の国。まぁ食文化の違いからもあるが国民性の習慣の違いもそこにはある。
日本では鶏の飼育の時点から鶏の病気の検査などの管理が義務付けられている。そのためウイルス感染や病気していない鶏から生まれた卵が流通されている。
さらにその卵は滅菌を施され、手に触れることなく徹底した衛生状態の管理のもと国内の各地に1~2日という早さで流通されるために新鮮な状態でお店やスーパーなどで店頭に並ぶ。
さらに生食で食べれる期間も表記されているので消費者も安全な状態で安心して生食で食べれる。日本では流通してる卵は全て生食で食べれるのが前提の卵なのであることも付け足しておきます。
一方、生卵を食さない海外の国では火を通して食べるのが前提なので、日本のような管理体制や流通の状態にはほど遠く、菌も付着してると考えて扱われている。
日本食すき焼き!
自分たちがいつも当たり前のように食べている卵かけご飯やすき焼きなどは味そのものが外国人に受け入れられないのではなくて、卵に対するイメージの違いからなんやろね。
なので、すき焼きは日本を代表する日本料理。日本人の繊細さが生み出した絶品の鍋料理とも言える。
まとめ
関西と関東とでは味はそう変わらないが味の付け方に違いがあるということ。割り下って関西人ではなじみがないが、結局のところ同じ調味料。そして鍋料理というより肉料理って考えてもいいと思う。
生卵も日本人の文化のひとつ。その日本人ならではの家庭料理のすき焼きは寒い季節になれば家族で囲んで食べるとホッコリすることまちがいなし!
まだまだ鍋料理はつづく~