3ヶ月前くらいからだろうか、右手首の内側がポッコリしてきた。はじめの頃は虫に噛まれたか吹出物だろうと思いあまり気にしていなかった。当然そのまま放置で特に違和感もなく数日が経った。
ところがある日、横になり右ひじをついて肘枕にしてテレビを観ていると右手首に痛みを感じ力が入らない。痛みと言っても鈍いような痛いかどうかわからない程度の違和感のような感じだ。
そして何気なく手首を見てみると、
こんなになっていた。手首の違和感はこれだった。何か小さな玉が入っているようだ。もっとアップしてみると、
何となく手首が動かしづらい気もする。この時点になると、
「骨?」「大きな吹出物?」「まさか悪性のあれか?」
など想像すればするほど不安になった。と同時に、
「早期発見などの事もあるので病院へ行かないと!」
と、次の日の仕事帰りに整形外科へ直行。念の為レントゲンを撮ってもらい診断の結果ガングリオンだそうだ。
「骨の異常も見られないし、何より触れば柔らかい感じなので間違いないでしょう」
ということだった。ここで初めてガングリオンという言葉を知る。以前に聞いたことがあるかもしれないが記憶にないので初めてということにしておく。
そしてガングリオンとはいかなるものなのか?やばい出来物ではないのか?
ガングリオンとは
骨と骨の間の関節部分にできやすいプクッとした腫れ物。できる箇所は僕と同じ手首にできるケースが多いようでどうも何らかの液が関節のあたりの膜の内側に溜まって逃げ場が無くなり袋に閉じ込められた状態のまま膨れて形としてなるモノのようらしい。
また原因はわからないが女性の方ができるケースが多いようだ。痛くなく強く押してみるとやや柔らかい気もするが、骨と言えば骨のような気がするくらいの硬さで、ネット検索したときに書いてたようなブヨブヨしてるという柔らかいイメージとは違っていた。
どうすれば治る?
病院の先生が言うには大抵の場合はしばらく放っておけば無くなっていることが多いようだ。それは何らかの影響で袋が破れるか傷が付いて中の液がどこかに自然に流れ出てしぼむという話だ。
ん?液はどこに流れていくんやろ?皮膚の中のどこかに流れて行きやがて体内に吸収されるんやろか?人間の体ってほんまに不思議ですね。
ただ稀に大きくなり過ぎて痛みを伴う場合、ずっと小さくならない場合、不自由な場所に出来て邪魔になる場合などは人工的に手を加える必要があるようだ。
注射器などで吸い出す方法
簡単ですぐにできる方法だが一時的な処理で袋の穴がふさがりしばらくすればまた元通りになってしまう可能性があるようだ。
手術して原因のモノを取り除く
吸い出す方法よりも手間も時間もかかる分原因になっている袋自体を取り除くので再発の可能性は極めて低くなるようだ。
今後の経過
病院で診察してもらってから1ヶ月半ほど経ちました。今現在でも前と何ら変わりはなく、まだぽっこりとしたままです。ネット検索してみると無くなるまで3か月から1年くらいが多いようなのでさすがにまだまだ時間を要するようです。
でも1年このままなら何らかの形で人工的に手を加えないとあかんのかなー?と思いながらもうしばらく観察してみようと思う。また経過をお知らせするのでお楽しみに!
追記
1ヶ月後、何も変わらないどころか若干大きくなっているんじゃないかと思うくらいに。痛む気もするよーなしないよーな感じ。もうしばらく様子を見てみようと思う。
追記
4ヶ月後、最近ましになった気がするので写真を撮ってみた。たしかに見た目で小さくなっている。気にならないどころか存在も忘れるくらいに違和感もなくなってきた。完全になくなるまでまた観察します。

3ヶ月後のガングリオン

3ヶ月後のガングリオン
追記
約1年放ったらかしにしてました。まぁまぁ慣れたのか気にしなくなってきました。すると画像では分かりにくいと思いますが半分ほどの高さになっていた。そして痛む事も無くなりました。
病院で医師に聞いたところ中に液が溜まっていて、それを抜いてみると黄色い液だそうです。