コーチが選手を怒ったり叱るという行為は良いの?悪いの?どうなる?

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ジュニアサッカー、ジュニアユースサッカーの練習や試合を観ているとコーチの指導する声が聞こえる。選手たちに大きな声でアドバイスしていたり個別で話したり身振り手振りで指導したり様々な場面を見る。

サッカーに限らず監督やコーチはスポーツの良さや楽しさを子供達に伝えるのはもちろん礼儀やマナーなどの日常に欠かせない大切な事も指導してくれる人がほとんどではないだろうか。指導者からすれば当然だと言うのだろうが指導してもらう側からすれば有り難い事である。

ボールを蹴ったところとゴールキーパー

だが中には残念な指導者もいるのも事実。指導者は教育者ではないからそこは仕方ないところもあるのだろうが信頼して指導してもらう側からすれば不満も出るし、やがて信頼も薄れてくる。

今回はスポーツに携わっている保護者の方々からの不平不満の予想以上の多さから考えさせられた事から記事にすることにしました。自分に関係ないと思われる指導者や関係者や保護者はスルーしてくださいね。

こんな意見がありました。

  • 担当コーチ(監督)の仲の良い保護者の子は試合に出れる、又は叱られない
  • コーチの子供が上手くないけれど試合に出れる、又はいいポジションにつく、又は叱られない
  • すぐ怒鳴る
  • 叱るだけで褒めることはしない
  • 試合に勝てばコーチのおかげで負ければ選手たちのせいにする
  • 機嫌で物を言う
  • 全員平等に叱らない、又は接しない

以上のような話が保護者から聞いたもの。上の二項目は見ようによって人それぞれで親の欲目からの意見も多いとは思うので今回は触れないが、中にはそう思わざるような事も実際あるようだ。そこは指導する側としては見直すべき点である。

特に子供は感受性が強く、いちど噂になればまわりの子も賛同しがちになる。選手の行いや欠点があったとしても接し方に気をつけるべきところはあるようだ。


 

コーチ(監督)側に対して

今と昔のスポーツに対する考え方も違う事も原因のひとつだと思う。昔は水分補給は必要なく我慢が足りないからだとされてきたが今では水分補給はしっかりとするのが当たり前のように時代の流れとともに考え方も変わってきている。

すぐ怒鳴る、叱るだけで褒めることはしない

最悪です。近代スポーツでは自分であるいは一緒に考える、工夫するのが主流で無理に考えを押し付けるような指導は必要ない。出来なければ出来るようになるように導いてあげる、教えてあげる、考えさせるよう本人に考えさせ納得させて成長させるのが主流の指導だからだ。

一昔前のコーチだと怒鳴りつけたり叱ったりするのが違和感なかった。そういう時代にスポーツ選手として携わっていた人が今ではコーチをしている人がほとんどである。だからこそ自分が選手だった時の指導が正しいと思いがちになる。もちろん当時はその時の指導が正解だったが時代の流れとともに指導方法にも変化が出てきたという事も理解してコーチ自身の指導も進化してほしい。

また選手に絶対に言ってはいけない言葉がある。人を罵るような言葉や言い方や脅すような言い方はもちろんだが、「帰れ!」「グランドから出ろ!」「お前は要らない!」「辞めろ!」「もう来なくていい!」「必要ない!」などは避けてほしい。言われる側の立場ならたまったもんじゃないだろう。

どうしてもそういう言葉が出るのは自分自身の指導力の無さのせいで選手が逆らえない立場の人が決して発してはいけない。普段コーチの言うことを聞くように指導されている選手は従うしかない。そしてその命令に素直に従っても従った行為にまた叱る。言われる側はそのスポーツ自体を嫌いになりやる気もなくなり最悪のケースでは退部までつながる可能性もある。

指導者の叱る言葉を気にしたりビクビクするようになることがプレーや技術の向上には決してつながらない。選手たちは多少なりとも指導者には気を使ってる。指導者側も選手たちの事を考え気を配るならこういう言葉は出ないと思う。

とにかく怒鳴る行為は体も固まり、筋肉も硬直してしまうので怪我にもつながる。良いことは何ひとつないということだ。

全員平等に叱らない、又は接しない

特定の選手を標的にするのはもちろんだが、選手全員に平等に接するのは大切な事。同じミスをすれば初心者や入団したばかりの選手を除き誰であれ同じように言葉をかけたり教えたり、いいところは誰であれ褒める。

上手な選手でも褒められたい。キャプテン、副キャプテン、エース的な存在の選手やムードメーカーな選手、上級生、下級生など平等な声掛けを心掛けてほしい。

注意してほしいのは上級生だからとかキャプテンだからとかでみんなの見せしめ的な感じの叱り方や冷たい態度などのような事も決してしてほしくない。そういう選手にとって声掛けは一人の個人としてまわりと同じようにしてあげてほしい。

指導者はこの選手にキツイ態度をとればまわりに緊張感が出るとか思いがちなのだがそれは間違いである。事前に話をしているならまだ少しわかる気がするが、何も知らされてなければ当の選手はそう受け取らない。選手にもそれなりのプライドも持っている。決して自信を無くさせるようなことはしてはならない。と考える。

罰走などの罰

意味が無い。気持ちを切り替えて選手が体力作りだと前向きに捉えて走るなら意味あるが、それなら区切りを付けて切り替えてから練習として走るべきである。とにかく罰というものは不要。

さいごに

近年のスポーツはどんどんと新しい発見や今までの当たり前が否定されたりを繰り返し進化している。それと同じように指導する側も進化している。スポーツに携わっているかぎり指導者の学びは続く。将来ある選手たちの為にも常に進化して今より更に良い指導をしてくれればと思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は指導者と保護者との関係や関わり合いをテーマにします。

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