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サッカーでは走力や体の大きさ以外でもいいプレイヤーになれる
サッカーにおいて走るのが速いということは重要視され重宝されがちなんだが、はたしてそればかりなのであろうか?たしかに走るのが速いということは相手を置き去りにしたり、相手との競争になった場合に有利である。また、背が高く大きい選手もヘディングでは相手よりも強いしキック力もあることからこちらも体的に有利だと言えるかもしれない。
だが世界最高峰のプレイヤーのアルゼンチン代表のメッシ、男女の日本代表の選手の中にも背が高くなくてもめっちゃ活躍している選手はいてる。走るのがそこまで速くないし体もそこまで大きい訳ではないと言われているが日本を代表する有名選手も男女共にいてる。
じゃあどうして彼ら彼女らはそこまでのプレイヤーになれたのか?
走力を上げる練習も大事、その上で…
速く走るために練習をするということは当たり前のことであるし、走る速度を今以上に上げるということは大事である。もちろん練習により走力は確実に上がる訳だが、走力に長けてるスーパーな子にはかなわないって場合がほとんどだとは思う。
自分はそういう速くなるために努力する子には絶対にあきらめてほしくない。なぜならその努力は無駄にはならないからである。走るのがそこまで速くなくても相手や見てる人から速いと思われるようなプレーをすればいいのである。
じゃあどうやって速く走る子相手に対抗するんだろう?
サッカーで許されることを利用する
それはズバリ!フライングです!もちろんスポーツだからフェアであるのは当然である。だがサッカーでは相手よりも先に動くということが許されている。どういうことかと言うと、相手よりも先に予測して先に動き出して先にスピードを上げるということ。そうすれば相手が俊足だとしても十分対抗することができるし、場合によっては相手を置き去りにすることだってできる。
動き出しの早さを意識することで相手よりも速いスピードで対峙できるためにそれだけで断然有利になり、チャンスを作ることもピンチを救うことにもつながる。
どうすれば相手よりも早く動けるか
動き出しを早くするためには何が必要なのか?適当に早く動いたりしても何もならない。そこには予測ということが必要になってくる。予測とは前に記事にもしてるが仲間の動きと相手の動きやポジションからボールが来そうなところを先読みしたり、仲間との練習で仲間がパスを出しそうな最もいいスペースを考え見つけるといったようなことである。守備では危険を相手よりもいち早く察知したり、どこに攻められそうなところがあるかを予測するといったことである。
予測さえできていればあわてずに相手よりも先にボールに対して反応できるであろう。また、ディフェンスであれば最短距離で危険なポイントまで戻れる。抽象的な説明になったが、練習での仲間との連携やコミュニケーションも必要になる。
そして体を動かすのはもちろんのことだが常に頭も働かせておかなければならない。
体の大きな相手に対して
体の当て合いや押し合いなどになれば大きな相手の方が有利かもしれない。だが予測して先に動くことによりムダな当たり合いなどを避けることもできる。ヘディングでも先に落下地点にいけばヘディングが得意な大きな相手の邪魔をすることができる。また、ドリブルなど細かいタッチを練習して使えるようになっていれば大きな相手にとってやりにくくなる。ヘディングはこちらで書いてます。↓
ヘディングをする意味が重要な訳と浮いたボールの落下地点の予測
そのためには小さな細かいタッチを練習して素早い切り返しなどを自分の得意なものにしてしまおう。そして押されても動かないようなバランス感覚や強さも同時に身に付けていきたいと思う。
攻めの時の走り出しの注意
せっかく相手よりも先に動いてビッグチャンスになるところをオフサイドを取られればもとも子もない。相手と並んだ位置からスタートすればオフサイドの可能性も高まる。走り出しは2、3歩手前からの方がいい。また相手の背中から走り出したり斜めや横に走るといった工夫と創造力も磨いたらいいと思う。関連記事スポーツでの時間を知り使いこなせればライバルに差をつけれる
さいごに
走力や体の大きさには個人差がある。それは努力しても限界がある場合が多い。だがそれを努力して補うことができるのがスポーツである。サッカーでは大きな選手や小さな選手様々な人がいてる。彼らは自分の良いところを磨き、努力してそして最強のアイテムを手に入れた。
あなたも自分に得意なことできることを見つめ直してこの記事が参考になればと願います。