前回の最高学年としてのサッカーの集大成の1年を後悔しないよう考えることのつづきになりますが、今回はみんなをまとめる存在であるキャプテン、副キャプテンについて考えていきます。
キャプテンとは
キャプテン、副キャプテンといってもチームにより役割や責任または選び方もさまざまではありますが基本なところは同じです。
キャプテン、副キャプテンの選び方
チームの方針や伝統また監督コーチの考え方により選び方は様々です。
- 監督または担当コーチが指名する。
- 選手の投票で決める。
- 選手の話し合いで決める。
- 先輩たちが決める。
- 立候補する。
立候補するという決め方以外はまわりから選ばれるということが分かります。また、副キャプテンは2人いてるチームも多いです。実はキャプテンよりも副キャプテンがチームには大きな影響を及ぼすって考えても過言ではないのです。
キャプテンの仕事は?
大まかに言えばチーム全体をまとめるということになるのは誰もが分かってるとは思いますが、じゃあ全体をまとめるとはどういうことなのか。
- 試合において中心になり指示を出したり声をかけたりして仲間の士気を高めたり試合を優位に進めるための的確な指示や判断をする。時には冷静に時には熱く試合中に仲間を引っ張る。
- 練習では率先してアップや基礎練習を引っ張って声を出すとかスムーズに次のメニューが出来るよう声かけをする。
- 練習で監督やコーチの意思が浸透するよう全体に気配りして身に付くような練習が出来るようにする。
- チーム全体なので同学年だけでなく下の学年まで気にして見るように努める。
- 練習以外でも相談に乗ってあげたり頼られる存在になるのが理想。
- 試合でじゃんけんやコイントスや全員での挨拶などチームを代表してする。
関連記事
キャプテンの役割は何をするのかという話と自分自身の為になるという話
副キャプテンの役目は何をするのかとチームの潤滑油的な存在という話
副キャプテンの仕事は?
基本キャプテンのサポート役が多いのとキャプテンに近い立場とその他の選手に近い立場なのでキャプテンとのパイプ役になりチームの潤滑油的な存在が理想です。
- キャプテンと選手とのパイプ役。
- キャプテンの代行。
- チームの頭脳的な存在です。
キャプテンは孤独です。チームメイトに言いたくないことも言わなければいけない状況になることもあります。副キャプテンはそういうときにはキャプテンの立場を考えてキャプテンの意思をみんなにきちんと伝える大きな役目もあります。キャプテンだけに責任が乗り掛からないようにキャプテンの良き相談相手にもなる必要があるしキャプテンが熱くなりすぎたら副キャプテンは冷静に、キャプテンが冷静なら副キャプテンは盛り上げる役目をするなど大役です ある意味キャプテンよりも難しい役割かもしれません。なので監督やコーチからすればキャプテンとは違う信頼感があります。
キャプテンと副キャプテンの責任
試合前のアップや練習などの時には監督やコーチが不在の時があります。万全の状態で試合に望むためにキャプテンと副キャプテンがチームメイトを引っ張ってあげる大切な役目をきちんとこなせるようにしましょう。また、監督やコーチの考えや意思をきちんと理解しないとチームメイトに正確に伝えれません。きちんと伝えれるようにいつも理解するように努めるようにしましょう。
チームメイト一人一人の意見を聞くのはいいことなのてすがチームがいい方に向かうならいいのですが良くない方に向かわないようその意見を判断も大切です。特に<楽したい><適当にする><遊びになる>というような事はケガや故障の原因に直結するので気をつけて流されないようにして欲しいと思います。そしてこれが実はいちばん難しいかもしれないですが「ダメな事はダメ!」などの言うべき事はきちっと言うように心がけるように努力しましょう。
キャプテンと副キャプテンは監督やコーチまたチームメイトから信頼して選ばれたのだから自信を持って行動するようにしましょう。そして、キャプテンと副キャプテンがよく相談をして意見を言い合って決断するのもいいがお互いに理解しあえる関係を築いて欲しいと思います。
キャプテンと副キャプテンがしっかりしていればチームはまとまります。チーム一丸となって目標に向かえるよう願ってます。
関連記事
U12からU15の中学ガールズチームへ進む時の7つの変化を知ろう