今までしてきたスポーツ系の習い事。他に興味ある事が出てきたり、習い事が想像と違って興味を持たなくなってきたりするなどの理由でその習い事を離れる選択をするようになる。そうなると今まで本人の為に教えてくれたコーチにもきちんと伝えないといけない。今回のテーマは退部するにはきちんとしようという話をします。
理由
それぞれの人の性格や環境また捉え方などにより習い事を続けない選択をする理由は様々です。また習い事を始めるのも退部するのも本人の自由です。その理由を少し分けて考えてみます。
退部する理由
完全にその習い事自体から離れる場合には何かしら理由があります。
習い事のスポーツから離れる
完全に退部してそのスポーツをもうしなくなる選択です。理由は色々とあると思いますが主に次なようなことが考えられます。
- そのスポーツが本人が考えていたイメージと違っていた。
- そのスポーツに興味を持たなくなった。
- 他のスポーツにより興味を持ったのでそちらを習いたい。
- 受験勉強に専念するため。
以上のように今までしてきた習い事と比較してそれよりもしたいことができる場合が多いようです。
今のチームから他のチームへ移籍する
今の習い事をしているスポーツは続けるし好きなんだけど別のチームでしたくなり移籍するという選択をする場合もあります。主にその理由で多いのをあげてみると
- 今のチームよりも他のチームに魅力を感じた。
- 今のチームでは試合に出れないから他の少数のチームに移りたい。
- 今のチームの方針が自分の理想とは違ってた。
- 引っ越しをする。
などの理由が考えられます。以上のことを踏まえて退部するときの注意事項、するべきことを考えていきます。
監督、コーチに話す
まず最初にするべきことです。まだ悩んでいるなら相談という形にしてもいいのかもしれませんが、決断できているならきっぱりと退部の意志は伝えないと今までお世話になったチームに対して失礼です。あなたのことを考え試合やチームのことで色々と予定を考えてくれているかもしれないので先に自分の意志は伝えときましょう。
理由を言ったほうがいいのかどうかというと基本は言ったほうがいいと思います。ですが自分が言いたくないのならあえて言う必要はないです。先程の例で説明するなら他のスポーツをしたいとか受験勉強や引っ越しなどの理由なら言いやすいしすぐに伝わると思います。しかし、さすがに他のチームに魅力を感じるとかチームの方針に合わない、試合に出れないからとかの理由はなかなか言えません。
だから選手が判断して言いたくないことは無理して言わなくて構いません。一身上の都合でとか違うチームに行ってみて力を試したいなどとやんわりと伝えるだけでいいと思います。ここで大事なのは自分自身新たに先に進むために退部するという意思をはっきり伝えるということです。
伝える点をまとめると
- 退部する意思表明
- 退部する理由
- いつまでチームで活動するか
- 退部の流れはどうしたらいいのか
- チームに返却する物は
退部の手続き
監督や担当コーチに意思を伝え退部の方向に本格的に動き出します。次にはチームにより異なりますが保護者が運営してる地元のチームの場合は保護者の責任者にも話を通す必要があります。チームの総代表の人がいてるはずです。
先程の監督やコーチと順番が逆でもいいと思います。基本伝えることは同じなのできちんと話して下さい。また、運営してるのが監督なら監督から、保護者なら保護者代表の人から退部届けをもらい記入して判子を押して渡します。あとはチームから借りてる物を返却することを忘れずに!
注意事項
- 理由は出来る範囲で代表に伝えるのがベストですが伝える必要が無いことや言いたくないことは無理して伝えなくてもいい。
- 移籍先は退部を話すまでは決めない又は言わない。お世話になったチームに気配りが必要だし、先にチームを決めるのはやはり違う気がしますし。
- チームとは気持ち良く退部するようにしよう。特に移籍の場合は協会の選手登録の関係で退部してからもチームと引き継ぎの連絡を取らなければいけない可能性があります。また、試合などでまた会う事も想像されます。不満などあったとしても言わないようにして良い関係のままにしておきましょう。飛ぶ鳥跡を濁さずです。
- 最後は選手はきちんとチームメイトに挨拶して監督コーチや保護者にもお礼を述べましょう。
さいごに
これまでお世話になったチームです。どんな理由で退部するにしても在籍中は成長させてくれたチームです。自分の為にきちんと区切りをつけて次のステップに進めるようにしましょう。
また、はじめは切り出しにくいと思います。それは誰でも当然感じることです。これから先の社会勉強だと思ってきちんと気持ちよくチームを離れるよう頑張って下さい。