今現在でも運行している寝台列車と運行が廃止になってきた訳

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現代っ子はあまり馴染みがないかもしれないが昔は遠距離の旅行や里帰りには寝台列車が主流だった。私も子供の頃は寝台列車に乗った経験もあり今でもその記憶は忘れられないものとして残っている。今回は寝台列車についてです。

寝台列車とは

まず寝台列車についてだがその名のとおり一言で言えば寝れる電車ということになる。私が利用したのは大阪〜鹿児島までで夜の7時頃に乗り、次の日の朝9時頃に到着するという感じで車中で一晩過ごしていく交通手段だった。もともとは普通の2人掛けの座席が並んでる一見現代でも走っている電車なのだが夜の一定時刻になると車掌さんが順に座席をガチャガチャっとベッドに変えていく。小さい頃は不思議で車掌さんの手際の良さをワクワクしながら見ていた。

私が利用したことのあるのは 明星 となはという寝台列車だった。明星は当時でもシックな感じの印象で車両の片側に通路があり進行方向に対して横向きに2段ベッドが並んでいて寝ると頭の部分に窓があるといった設計になっていた。

一方なはは車両の中央部分に通路が通っており通路を挟んで進行方向に並行して3段ベッドが並んでいた。明星と比べるとなはの方が乗車できる定員が多く乗れるイメージだった。

電車の中で一泊することは旅や里帰りの距離を実感できるし、旅先での一泊と同じかそれ以上の楽しみで、夜中に聞いたことある地の駅で停車すると静かな違う世界に迷い込んだように幻想的で不思議な感じがしてた。

寝台列車がなくなってきた訳

昔を知ってる人の多くが利用したことのあるこの電車はそのほとんどが今では廃止になってしまった。その訳は時代の変化や進化とともに目的地までの時間の短縮に特化した飛行機や新幹線また高速道路の発展といった交通機関に置いていかれたのが大きな要因と思われる。

子供の頃楽しく感じた乗り物でも一般的には遠距離への交通機関という役割が主だったので便利で速い方へと人も流れやがて客足も伸びなくなってきた。大阪〜鹿児島へは現在九州新幹線が非常に便利で寝台列車で行くことの選択肢は無くなったのも納得だと思う。

もうひとつベッドにはカーテンがついていてそれを閉めるとその中だけがプライベートの空間だったが近年では鍵のある個室が当たり前になってきたので慣れてないと落ち着かないと感じる人も時代の変化とともに一般化してきたのもそういう理由だろうと思う。昔は近所の家はどこも留守以外は鍵が開いててオープンだったという文化から今の厳重に鍵をかける文化への移行とよく似ていますね。

現在残っている夜行列車

移動手段を主とした交通機関で残っているのは東京〜出雲間のサンライズ出雲と東京〜高松間のサンライズ瀬戸の2便だけ。しかもその両便は岡山駅で連結してひとつの便となり東京へと向かう。1日に1便で毎日運行されている。

あと九州で観光を目的としたななつ星や東京を中心にツアー目的でのみ運行されるカシオペアなどがあるが電車の中で過ごすのを目的とした個室中心の寝台列車で料金もそれなりのものである。

今後の寝台列車は?

これまでのように移動手段としての役割として寝台列車が復活することはほとんど期待できないだろう。新幹線が通ってないところに設置しようにも今現在では九州から北海道また北陸までにも通っている。サンライズで利用できる四国や島根県のような地域は新幹線も通ってない数少ない地域で早朝に目的地へ到着することからも寝台列車としての役割りを果たせてるのではないだろうか。

ただこれからは移動手段よりも観光目的を主とした寝台列車を楽しめるという九州のななつ星のような役割りの電車の運行は期待できるかもしれない。移動手段よりも楽しむというひとつの旅行の宿泊するホテルの役割へと利用価値の変化に期待したいですね。



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