日本女子サッカーの低迷と勝てなくなった理由は技術ではなく気持ちの弱さ

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ん?日本女子サッカーってレベル高いんじゃないの?って題名を見れば思う人がほとんどじゃないでしょうか。そう。その通り!レベルは高いです。ワールドカップで優勝した時よりはるかにレベルは高くなったと思います。代表選手は上手いし技術も高い。ひとりひとりを見ても何一つ劣るところは見当たりません。

女子サッカー選手達のイメージの絵

ではなぜ近年の世界大会で良い成績を残せなくなったのか?なぜ勝てなくなってしまったのか?多くのサッカーファンには疑問ですよね。僕も疑問でしたが、国際試合などでの解説者の言葉を聞いているとだんだん答えが見えてきた気がします。

解説者の見解

数試合、数大会をテレビ観戦していると自然に解説者の声が耳に入ってきます。元日本代表の歴代の選手たちが様々な観点から今の代表選手たちに愛情を持って意見を言ってわかりやすく解説しています。聞いていて選手たちを想っているなぁってほんとに思います。

その解説者たちが共通して言っていることがある。それを挙げてみます。

良いこと

  • 近年の選手の技術が高くなった。
  • 走る蹴る止まるという基本が一定レベル以上
  • 戦術の理解力とその実行力
  • 正確なパスとその精度
  • 層が厚い
  • 競技人口がワールドカップ制覇の後増加した
  • テレビでも国際試合は放映されるようになった

いい事ばかりでこれだけを考えれば問題は無いような思われる。むしろ優勝出来るのではないかと思うほどです。ではなぜ個のレベルは上がっているのに勝てなくなったのか?その答えは次の見解でわかるような気がします。

悪くなった事と他国との比較

  • 勝とうという気持ちが弱くなってるように見えてしまう
  • 球際、競り合いに弱い
  • 必死感が伝わってこない
  • 調子が悪くても同じメンバーが選ばれている
  • 感情を表に出す選手がほとんどいなくなった
  • ゴールの前でシュートを打たないでパスを選択するケースが多くなった
  • そもそもミドルシュートが少なくなった
  • アイディアやトリッキーなプレーは無く、真面目すぎる
  • 個性が無くなった

試合中継を聞いていると何度か耳にした事があるでしょう。そしてここに近年の勝てない理由があると思います。

海外選手との違い

勝てないというのは相手があっての事で、日本代表の相手といえば海外の代表選手ということになります。では、海外選手たちと比較してどうでしょう。日本との対戦相手の様子を客観的に観ているとその違いはすぐに分かります。

フィジカル

まず海外選手たちはフィジカルが日本選手たちよりも強いです。カナダやオーストラリアの選手は特に大きく体格差は否めません。ですが、韓国や中国の選手達との試合でも押し負けしている感はあります。そこに力を入れてトレーニングしていないのか、気持ちの部分で負けているのか?僕は後者だと思う。

気持ち

気持ちでスポーツが変わるのか?スピードや体力などの能力やトラップやパスワークなどの技術は気持ちだけでは変わりません。日々の努力の積み重ねによるものです。では何が変わるのか?

それは競り合い、しつこさ、集中力などのところに影響してきます。

例えば、小学生や中学サッカーではボールを保持する競り合いなどでは負けたくない、絶対にボールをキープするまたはボールを奪ってやるという気持ちでプレーが変わります。自然にスライディングが出ることもあります。またボールに食らいつく姿勢や奪われたら意地でも取り返してやるという気持ちが試合を優位にする事が多いのです。

集中力に関しては選手の誰もが試合に集中しているとは思いますが、負けたくないという気持ちを強く持って集中力を研ぎ澄ませて欲しいと思います。

綺麗になりすぎたサッカー

最初に述べたように今の女子サッカーは技術面では非常に高いレベルになったかと思いますが、その反面で泥臭さや執念が無くなってしまったのかと思うくらい見ていて情熱が伝わってこないですね。技術が高くなったがゆえの綺麗に相手を崩して素晴らしいゴールというものにとらわれすぎではないのかと思います。

ワールドカップ制覇の時と比較して良くなったことはとてもたくさんあると思います。ですが、とても大事なものが失いつつあるんじゃないかと考えます。

次回は前回のチームとの比較や代表までの選出からの変化を考えてみたいと思います。つづく

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