コロナ問題について、医療関係者でもなく専門家でもなく富裕層でもなく経営者でも行政関係者でもない平凡な一般人のどちらかと言えば低所得者の私がごく普通の疑問を書かせていただきます。
なので少々言い過ぎるかもしれませんが大目に見て下さい。
世界を震撼させたコロナウイルスと日本の初期対応
2020年に突然あっという間に世界中に広まり猛威をふるい続けているコロナウイルスはこの世の人々の日常を破壊し大切な人の命や生活を奪い続けている。度々変異を繰り返して人類にとってなかなか攻略できない厄介なウイルスである。人類の頭脳を駆使して作られたコロナワクチンはとても優秀なワクチンだそうで感染拡大をおさえ、コロナ前の当たり前だった生活が近づいてきた。だがまた新たな変異種が現れ、この前のコロナウイルスよりも感染の広がり方が大きくまた当たり前だった日常生活が遠のく。
日本の今ではもうマスクは必需品になった。マスクをしていなくて外に出たらどの店にも入れないし公共機関も使えない。マスク代もバカにならないのでそろそろ何とか補助して欲しいものだ。
こんなコロナウイルスへの対策は国によって対策も違うようで、ワクチンを早期に国民の半分以上接種した国ではマスクを外しての外出OKになったりしてはまた変異株で感染者が増加して制限が再びかかったりと繰り返しだが、ワクチンがほとんど打てていない国の中には病床や医療機器が不足し危機迫った状況がずっと続いているところもある。
世界中でコロナ対策に苦戦している中、日本も同様に対策には苦戦している。感染の増減を繰り返して緊急事態宣言が発令されたり解除されたりという状況である。
だが日本のコロナウイルスへの対策は他国よりは対策を立て易かったのではないかと思う。それは日本は島国であるという理由だ。空と海を封鎖すればウイルスの侵入はまず防げたと素人の私は思う。もちろん海外の日本人が帰国したり、特別な理由で日本に来る外国人もいるので想像よりもはるかに難しいのだろうが…でも他国よりは何とか出来たのではないかとやっぱり思ってしまう。
そして国の対応がほんとに遅い!当時ウイルスが流入する可能性の高かった中国が国の連休となり日本に旅行に来るのを止めなかった。いや、止めようとしなかった。大勢の中国の人達が来ると経済的になると考えて感染拡大は二の次に考えての無策だったとしか思えない。これが原因で広まったというのかはわからないけれど、国民は政府の対応からコロナへの警戒心は少し薄れたとも感じる時期だった。
この頃きっと政府はすぐに収束するウイルスだとたかをくくっていたのだと思う。
緊急事態宣言
日本でも数人のコロナ感染者が出てくると、さすがに一大事だと感じた政府は緊急事態宣言という今まで身近では記憶にないほど大変な状況だと判断した事態の宣言だ。
学校は休校という前例の記憶に無い緊急事態宣言は国民の心の中にも響くほどの重大さを実感した。集団で集まらない、三密といった言葉も言われ出したのもこの頃からであろう。
そしてマスク不足、除菌アルコール不足、食料では長期保存できるようなカップ麺、パスタ、レトルト食品などが相次いで品切れや品薄になっていった。なぜか関係のないトイレットペーパーなどの紙商品が間違った情報が出て品薄になるくらい国内は混乱気味になった。マスクはとんでもなく高い値でネットで売られた。
ここまでの影響力のあった初めての緊急事態宣言。国民は必要以上に家から出ず、仕事もリモートという新しいスタイルが生まれた。また外で飲むことが困難になり、リモート飲み会なるものも生まれた。
こういう国民全体の我慢からコロナ患者も感染者も減り1回目の緊急事態宣言は海外からも称賛されるくらいの成功だった。
だが、ここまでであった…
ここからは政府の対応が後手後手になり中途半端な国民からすれば何がしたいのかよく分からない政策の繰り返しだ。2回目は東京中心で発令され国全体で一斉にという出され方は以降されなくなり、自治体単位で発令されるようになった。
つづく