やっかいな泥や土の洗濯物とは
頑固な衣服の汚れでも色々ある。雨の中ぬかるんだ土の上でドロドロで茶色くなったり、食べ物によるシミ、あぶらで黄ばんだモノなど様々です。そのまま洗濯機で洗えば落ちるものから手洗いしてもなかなか落ちないものもある。
そういう汚し方をするのは大人ではなく子供がほとんどであるが、子供の成長や発育には汚すなって言う方が無理です。外で泥だらけになって遊んだり、ドロドロの中、野球やサッカーをするときもよくある。小さな子供は食べ物をこぼすのは当たり前。それもこれもみんな子供らの成長には欠かせない過程である。
そこで保護者の出番です!さぁどうやって綺麗にしようか!衣服の汚れを落とそうか!日常的に試行錯誤してることと思います。あきらめがつく衣服ならいいんですが、ちょっとお高いモノなら絶対に綺麗にしたいはず!
そういうわけで衣服のシミや汚れの効率のいい落とし方を紹介します。
衣服についた泥や土の落とし方
この場合、茶色や黄土色の色がつくのが特徴であるが、野球場などでは黒土や赤土といった場合もある。そして土や泥の汚れは水や油などや洗剤でも熔けないっていう特性がある。こういう特性を不溶性という。
なので普通に洗濯機に放り込んでも落ちきらないってことが分かる。溶かして流すってよりも繊維に入り込んだ細かい固形のモノをかき出して落とすイメージで洗ってもらいたい。
泥の汚れはまず衣服ごと乾燥させてから落とすのが最も適した洗い方と言われ、乾いた状態でブラシで落とすのが基本なのだが、乾かす時間も要するし狭い空間の場合もある。また次の日も着用するならすぐに洗って干さないとならない時もある。
なのでそういう場合を想定して話します。時間がなく洗う方法を仮定して、ぬれた衣類をまず乾燥させたり乾いた衣類から泥を落とす時間は省いて考えると、最初にすることはまず外ではたくこと!これはじゅうぶんに乾かせて落とす時間が無いために玄関先やベランダで応急的に1~2分でできる作業です。
やはり泥や土は乾燥させてはたいて落とすのが有効なために時間をかけずにでもしておきたい。でも、雨で濡れたりしてる場合は乾かせてる時間はないのでそのまま風呂場か洗面所へ直行ですね。
手順は
- まずはじめは湿った状態だとしても粉の洗剤があるなら振りかけて手揉みする。
- 次にお湯は使わずに水でしぼった色が透明になるまで表面の泥を落とす。(お湯は繊維が伸びたりふやけたりするので奥まで泥が入りやすいので)
- そして手で目立つところを揉みほぐしながら洗う。(繊維を広げたり縮めたりする感覚で)
- 細かい柔らかめのブラシで繊維の中を優しくほじくるイメージで洗う。
- 見た目気になるところは固形の石鹸で洗いその後ブラシで洗う。
- 全体的に気になるところが無くなれば洗濯機で洗う。
- 洗濯機で洗い終えてチェックする。
- 色が残ってるところがあればスティックのりをつけてブラシする。
- もう一回洗濯機で水洗い。
時間がなければ7の項目で終了しても、とりあえず着れるくらいに汚れが取れてると思うので干して次の日に持ち越して気になるところをもう一度同じ手順で洗う。
うちではこの方法で毎回乗りきってます。繊維の質にもだいぶ左右されるが、皮脂の脂分もあるのでアルカリ性の洗剤や漂白剤で洗うのがオススメです。一応白色の衣料を想定して記事にしておりますので、是非とも試してください。
結局のところ
白色の衣類や薄い色などは泥のシミなどはすごく目立つので洗濯をするのは大変です。体操服やユニホームや練習着は子供らはつねに汚して持ち帰ってきます。

DSC_2052
体操服や練習着は買えばそんなに高くないモノです。汚れがよく落ちる高価な洗剤を買う方が経済的によろしくない場合もあります。なのでそういう場合、思いきって買い換えるというのもひとつの選択だということを頭に入れといて下さい。
時間の無い人、シングルの人に特にオススメです。関連する記事は↓